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長期的にクライアントのご支援をさせていただくために、日々の業務で心がけていることは?

2025.10.22

メンバープロフィール

Sさん

データアナリスト

Sさん
コンサルティング&アナリティクス事業本部
大学で統計学・機械学習を学び、新卒でSIerに入社。
主にWebアプリケーションの設計・開発に従事。
2020年にBTDへ参画し、分析業務やシステム開発など幅広い業務を担当。
保有資格 :応用情報技術者・データベーススペシャリスト
Kさん

マネージャー

Kさん
コンサルティング&アナリティクス事業本部
2007年IT系ベンチャーに入社後、2010年に起業し、前身の㈱dmi立ち上げに参画。
2014年に同社に転籍、通販・小売業のダイレクトマーケティング中心にデータ活用の経験を積み、現在はBTDで通信・不動産・商社など幅広い業界でデータ活用、DX推進を支援。
現在担当しているプロジェクトの概要を教えてください。
Kさん
Kさん
Kさん:

マンションや一戸建ての新築分譲、リノベーションマンション販売、リフォーム工事など一般消費者向けに様々なサービスをワンストップで展開している企業様へのご支援です。

これまでにAIを活用した中古マンション価格予測モデルの構築、新オフィス事業構想立案支援サポート、分析人材の伴走育成支援などをおこなってきました。

Sさん
Sさん
Sさん:

いま取り組んでいるテーマは主に2つあり、1つは2020年から作ってきた新築・中古・賃貸などクライアントが保有している統合データベースの分析基盤の運用サポートです。もう1つは新たな取り組みとして、データを活用して関東圏の物件価値、建物の物件条件(賃料、駅徒歩、築年数、間取りなど)から見た実力を定量化、スコア化することで物件の仕入れや販売業務の意思決定を後押しするご支援をしています。

今後の展開としては、リノベーションマンションの査定業務改善にもトライしていくことを検討していますね。

 

クライアントとのコミュニケーションにおいて意識していることはありますか?
Kさん
Kさん
Kさん:

朝会として毎日クライアントとのZoomでの短時間会議をしています。毎日コンタクトポイントを設けているので、敢えてヒアリングするというよりは、会議で出た課題を日々キャッチして、そこから何かできないか考えています。

Sさん
Sさん
Sさん:

オンラインベースですがコンタクト頻度が多い分、課題に対するクライアント側の温度感なども感じられますし、すぐに対応できるという部分でとても有効だと感じています。

Kさん
Kさん
Kさん:

プロジェクトの出戻り(アウトプット・成果とクライアントの要望とのズレ)を無くしたく、こちらから提案し、都度話せる状態にしましょうと毎日の実施となりました。疑似的に常駐しているような状況です。

また、提案書を作成する場合は、先方の現場担当と何度も壁打ちしながら作っています。クライアント側の誰が読んでも理解していただけるように文言レベルで気を使っています。

Sさん
Sさん
Sさん:

何か大きな意思決定を伴う会議では、何を質問・指摘されるのかを事前に先方の現場担当の方と認識合わせをしていますね。

とにかくプロジェクトの会議進行に疑義が出ないように、一緒に考えることができる関係性が築けるように意識しています。

 

これまで長く継続して支援させていただけている要因は何だと思いますか。
Sさん
Sさん
Sさん:

一番の理由は、クライアントのデータを深いところまで理解しようとする姿勢を評価していただけているのだと思います。

データを熟知しているからこそ、これまでクライアントの要望に対して、リードタイムを短く、有益な提案ができたのではないでしょうか。その結果として、クライアントから信頼を得ることができ、長年ご支援をさせてもらえているのだと思います。

Kさん
Kさん
Kさん:

継続して支援させていただけるよう、日々のプロジェクトワークもしっかり行いつつ、新しい提案も進めるようにしています。

毎月のデータ更新もご支援していますが、エラー対応も、データを作ったSさんだからこそ最短・最速で処理しつつ、よりクライアントにとって価値のあるデータ活用テーマ設定の検討を進めるよう意識していますね。結果的に、もう5年以上お付き合いさせていただいています。

Sさん
Sさん
Sさん:

データの設計書は100シートを超えていて、クライアントにお見せしきれないくらい作ってきました。 (笑)

作ってはみたものの、結局日の目を浴びずにパソコン内のフォルダに眠っているものも多くあります。

とはいえ、それ自体が決して無駄だったということではなく、アウトプットの品質を上げるために必要な工程だと思いますね。こういった作業も、いま振り返るとクライアントのデータ理解に繋がったのかなと思います。

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